ぴあの当選確率UP券という特典は

ぴあのクレカが届きました。

プレミアム会員になることで当選確率UPし、回線が繋がりやすくなるそうですが……この店から宝くじ一等が出ました!くらい当てにならない言葉じゃないですか。どういう抽選方法なのかもわからないし、その証拠のようなものもないので、「当たりやすい」「繋がりやすい」なんて言葉、どうにも信用ならず。厳正な抽選のはずが会員だけ優遇されて会員のネット回線にまで影響が及ぶのかよ(笑)と、風吹けば桶屋が儲かる的な特典をなかなか好意的には見れませんでした。他のクレカ特典なら、何円につき何点ポイント還元という数字でちゃんと書いてあるので、信用できるんですけど、ぴあにはそれがない。

で、こんな中身の見えない特典で釣るなんて!と一人で勝手にイライラしてたんですが、本日やっと「確率アップ」の中身について説明した公式文を見つけることができました。(今更感はある)

プレリザーブ当選確率アップ

チケットぴあのインターネット先行抽選「プレリザーブ」で、通常1口の申し込みが自動的にWエントリー。当選チャンスがあがります。

当選確率アップ=Wエントリー。

なるほど。つまり当選確率UPとは直接的に当選のパーセンテージが上がるってわけではないんですね。「1回チャレンジできるくじ引きで、箱に何枚入っててそのうち何枚が当たりなのかもわからないけどあなたは確率アップしてます!」って言われるのと、「箱に何枚入っててそのうち何枚が当たりなのかはわからないけどあなたは2回引けます!」って言われるのとでは、気持ちとして確率アップしてる気もしてきます。ぴあの抽選で一喜一憂する心臓を握られている側からすると、Wエントリーというのがわかっただけでも心の折り合いがつけられる。

です、が。

これ、「確率アップ」とは言い難い気がします。一般会員が応募できない分競合は減っているとしても、座席数が同じだけ用意されているとは限らないし、今回の場合プレイガイド先行に申し込める人=プレミアム会員だから全員Wエントリーしてるわけで…。ソシャゲのガシャとは違って「座席数」という上限があるので、全員がWエントリーしてるなら結局相殺?確率アップとは言えないような…?統計学とか確率論とかそういうことに明るくないのでイメージで語ってますけども。胡散臭さは消えないですね。

前述したように、他のクレカでは特典について数字でちゃんと還元率が示されてるんですよ。それは他の会員との比率ではなく、例えば100円分買った会員には全員漏れなく3ポイント付与という形で。ぴあはサービス上、ひとつの座席を他会員と取り合う形なので、同様の特典をつけるのは難しいとは思いますが、こんなブラックボックスな特典にするくらいなら、10000ポイントで指定の公演チケット必ずご用意(ただし枚数は1枚)!くらいぶっ飛んだ特典の方が気持ちがいいです。これだと私みたいにたったひとつの公演目的で会員になるような人間には到底得られない特典になりますが、10000ポイント貯めるほどに観劇に熱心でぴあに貢献してる人になら、座席を奪られても(あえてこう書きます)仕方ないって思う。中途半端に「厳正な抽選でWエントリー」とかされるよりよっぽど。感情論ですが。

正直ぴあに対して不信感しかないので年会費払う前に解約したいです。

(2018/6/21追記:再び確率UP券を使いましたが、当たりませんでした【舞台】キャスト先行&ぴあ先行・当落 - そめてそまる)

 

あ、あと先月メルマガで済まされたキャラメルボックスの会報が、今月初めて郵便で届きました。巣山役の方、twitterでも思ったけどすごく気が合いそうだ。趣味が合うからと言って必ずしも仲良く交流できるとは限らないから「気が合いそう」という表現に留めますけど。

ちなみに1番キャラと俳優さんの空気感が同じだな〜って思うのは栄口役の方です。