【旅行】青森・善知鳥神社〜青函トンネル〜新日本海フェリー

今年のGW西ひだ旅行は、行くぜ東北。

青森・善知鳥神社、青函トンネル苫小牧東港から秋田港を経由して秋田・男鹿半島真山神社と入道崎へ行ってきました。

西広は脳内にいるので実質一人旅です。(実質)

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 青森も秋田も車がないと観光が難しいためなかなか行けずにいましたが、それじゃいつまで経っても全国制覇はできないぞと、多少の無理は承知でハードスケジュールを組みました。運転できればもっといろんなルートが描けたんですけどね。西広は運転できる設定なんだけど、いかんせん脳内にしか存在しないもので。

でも電車乗るの好きだし、時刻表と地図とにらめっこして日程組む時間も、一人旅の醍醐味です。

 

で、作ったスケジュールをざっくりと説明するとこんな感じ。

善知鳥神社→青函トンネル→苫小牧からフェリー泊→明朝秋田港→男鹿半島を一周(真山、入道崎)→帰路。

電車やバスの本数が非常に少ないので、接続の待ち時間を考えると朝から行動しないと間に合わない。そのため夜行バスは鉄板です。

GWじゃなければ青森駅直通の夜行バスもあったんだろうけど、私が予約する段階では八戸行きしかなくて、そこからスタートするルートを考えるのがとてもパズルでした。

というか今回の旅行で知った青森県内の位置関係。青森市八戸市弘前市の位置が想像と全然違くて自分の教養のなさを自覚した。

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弘前ってめっちゃ函館に近いイメージあった。なぜかはわからん。

 

■ 4月30日朝8時半、本八戸駅

まだ肌寒いです。

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ここから青森までの切符を買って、1時間ほど電車を待つ。電車到着10分前にならないと駅員さんが来なくてホームに入れないとのことで、ホーム外のフードコートで待機。

ニューデイズとか薬局とか蕎麦屋とかカフェ?とかあって想像の20倍ほど栄えてました。トイレも綺麗。夜行バスで行くには素晴らしい環境。皆さん安心して青森へ行ってください。

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入線が思ったよりゆっくりで何度もシャッター切ってしまったJR八戸線(特に意味はない)。これに乗って八戸駅青い森鉄道に乗り換え。

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青い森鉄道のキャラクターが描かれた2両編成ワンマン列車。これに揺られること2時間弱。

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青森駅に到着!改札を出た瞬間、りんごジュースしか取り揃えていない自動販売機が出迎えてくれました。

 

■ 善知鳥神社

お目当ての善知鳥神社はここから徒歩10分ほど。コンビニや飲食店、パチンコなどがある商店街をまっすぐ進んで向かいます。

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こちらが善知鳥神社。まだ桜が咲いています。

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この時間ちょうど結婚式してました。

私は御朱印もらって、おみくじを引くと………凶でした。

凶!!!浅草寺でしか引いたことないよ!!!びっくりして慌てて結んでしまったので写真撮ってません。笑。

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 もうちょっと時間があったら海の方まで見に行く気だったんですが、桜の写真撮ってたら思ったほど時間残らなくて慌てて青森駅前に戻り、おひるごはん。マグロ中落ち丼。

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味噌汁は蜆。マグロも美味かったけど、たくあんがべらぼうに美味かった。

 

青函トンネル

さて新青森駅まで移動して待ちに待った北海道新幹線

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開業してからずっと乗りたかった。と言うのもですね、青函トンネルをくぐりたかったんです。北海道自体は過去に行ったことがあるのでさほどなんですが、とにかく今回は青函トンネルだけのために北海道まで行きました。

E5系とH5系とあるけど違うのは細かいところだけだから気にせずE5系です。西広は最新のH5系乗りたいだろうけど。すまんな。指定席の番号はちゃんと10列を選んだよ。(自己満足)

そんなことより青函トンネル何度も言うけど人生の夢だったんですよ。真っ暗で何も見えないただのトンネルだってことは承知の上。とにかく自分が海底トンネルを通って北の大地に降りたという経験をしたい。その一心。

さらにいえば本州→北海道という方向でくぐりたい。海底を掘り進めてようやく最後の壁をカツンとツルハシ(※イメージです)で叩き、その瞬間太陽の光が差し込んで目の前に広がる未踏の開拓地・北海道!というのを私も味わいたい。(※あくまでイメージです)

車内放送「ただいまよりこの電車は青函トンネルを通りまして、春の北海道へと向かいます」

いいぞいいぞ〜。春の、って言ってくれるところが粋だね。ちょうど五稜郭に桜が満開になった時季です。

西広を車窓に立てかけ、カメラを外に構えて待つ。アホなこたぁわかっている。しかし私は青函トンネルに入る瞬間を写真に収めるのだ!!

車内放送「ただいま青函トンネルに入りました。」

ぼく「えっ」

ぼく「……」

構えたカメラを行きどころなく下ろす虚しさたるや。

トンネルに入ったかと思えば出て、トンネルに入ったかと思えば出て…と、短いトンネルをいくつかジョブのように繰り返し、また短いトンネルかな?と思ったらこれが本チャンだった。という罠でした。車内放送でカウントダウンとかしてくれたらいいのに!!入った瞬間拍手するよ私!!

しかし過ぎてしまったことは仕方ない。写真は残らなくても私が青函トンネルを通ったという経験は残るのだ。あとはトンネルを抜ける瞬間にブワッって風と光を浴びて目の前に地平線が広がる体験をしたい。(すべてイメージです)

…と、到着予定時刻から逆算してそろそろかなとそわそわしてたんですが。そりゃもう呆気なく地上に戻ってまいりまして、車窓に広がる景色は白い防音壁でした。

うんまぁそうなるわな。

青函トンネル編・完。

 

■ 道南を走る

気を取り直して、北海道新幹線の現在の終点・新函館北斗駅。ここで下車して、次は特急スーパー北斗に乗って南千歳駅まで向かいます。

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過去に北海道に来たときにもお世話になったスーパー北斗。終電の北斗に乗り遅れそうになったときに改札の駅員さんがホームの駅員さんに連絡して私がホームに上がるまで待っててくれたという、人の優しさに触れる出来事がありました。このときの北海道旅行は死ぬまでに絶対行きたかった五稜郭に行けたし小樽で最終兵器彼女の聖地巡りできたし初めてのフェリー泊(4日間)だったしで楽しい思い出しかないので、北海道はセンチメンタルになる思い出の地です。以上回想終わり。(死ぬまでに絶対行きたい場所たくさんある)

なぜ南千歳駅へ行くかと言うと、苫小牧東港への連絡バスがここからしか出ていないから。その乗継のために新函館北斗駅から特急で約3時間。降りてすかさず連絡バスへ乗り込み、苫小牧東港へ向かいます。

 

新日本海フェリー「ゆうかり」

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19時です。すっかり暗くなりました。

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 フェリーターミナルで乗船手続きを受け、船内へ。

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船内の受付でお部屋の案内を受け、予約していたドミトリー部屋へ。

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このカプセル感大好きなんです。秘密基地のようでもあり、コックピットのようでもある。というか自宅でも基本ベッドの上だけで生活したい民だからこれは理想の部屋ですよ。たとえ1人部屋が安く入れようともこっちを選びたい。

 西ひだ旅行だから西広もいる設定なんだけど、西広は脳内から出てこないので私は堂々と女性専用ドミトリーに入ります。便利ですね。

船内イベントとしてビンゴ大会などもやっていましたが私はスルーして軽食コーナーでカレー。船といえば海軍。海軍といえばカレーです。この無骨感!

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 味は…普通です。

軽食コーナーでソフトクリームも売っていたんですが、定員さんが船の揺れのせいでソフトクリームうまく巻けなくて斜めになってしまってて、名物みたいに面白がられてました。笑。

 

そんなこんなしているうちに船は苫小牧東港を出て津軽海峡を渡り、一路秋田港へ向かいます。

 

4月30日はここまでです。

続きます!

 【旅行】秋田男鹿・真山神社〜なまはげ館〜入道崎 - そめてそまる