アフタ6月号 おお振り感想

読んだ。 

とりあえず前回号の感想記事をお読みください。

rainysteria.hateblo.jp

 沖の内面と振らなかった理由は概ね予想通りで、

タイさんが誤審の判断をしてくれるところも概ね予想通り。

違ったのは「ストライク判定はうっかりではなく、主審なりの公正な理論のもとストライクになった」というところ。

 

これがなんともゴリ押しな理屈感。タイさんと石浪の解説を読んだけど…理屈はわかるけど…。

石波と阿部がいろいろ言ってたけど、結局この判定は4市大会だからじゃないのか?ルールブック通りと言っているけど、主審の解釈次第&感覚判定なんでしょ。

高校野球は教育だと何巻かの帯に書いてあったけどそれはそれとして、甲子園予選は少年野球とは違うと思う。これが公式大会なら沖の「ボールと判断して振らなかった」という判断は勝つための戦略としてアリだったのではないの…か?

これは4市大会だから「ストライク球を打てという命令に勇気を出して向き合え、逃げるな」という教育を、判定に持ち込んだ。スポーツマンでない私はそういう事情もわからんし、教育面が持ち込まれたことに批判はしないけどさ。沖もイッチャンも複雑そうな顔してて切ない。私は沖に感情移入してしまう。あと花井はめっちゃ同情する。

阿部隆也はまったく感情移入できん…。そして感情なさすぎ石浪。こわい。阿部の「審判がストライクと言ったらストライク」は合理的で阿部らしいなと思うけど、「あれはストライクです」って、なんで石浪は教育側の考えをしてるわけ?都合良すぎるしロボットみたいだしこわいよーー。

まあそれは置いといて、気持ち的に納得しづらい結果になってしまったけど、現実的にこういうことは普通に起こり得るからなぁ。

でも打つだけが野球じゃないと思うよ。ボール球見極めて塁を進める役割は、チームにとって在って良いと思う。沖、強く生きてほしい。

 

モモカンのセリフ。

「彼らはうちに勝つことを目標にしてた」

これって武蔵野春大観戦時に言ったセリフ「大きすぎる目標は目標にならない」とリンクしてる気がして。結局「全国制覇」という大きな目標を立てて「全部勝つ」という曖昧な拘りになってしまったのが原因だって話になるのかな。確かに今の西浦の目標は、初期のおお振りで大々的に主張されていた「目の前の敵に集中」ができてないよね。

人間、考え方ってのは変わっていくものだけども、ここんとこモモカンはどう考えてるんだろうね。

 

ところで、田島が「(ホームランを)いつも狙ってくようなバッティングするつもりはない」と言っていて、解釈通りの田島で嬉しかった。(【舞台】おお振り舞台振りステ 感想(全体編) - そめてそまる)

この記事引用されてんじゃないかと感動してしまった。

あーあとですね、ノック練のとき、原作で「打ちたい方向を先に宣言してから打つ」というやり方を田島がやっていましたが、それがなぜか「ホームラン!」「ホームラン!」「ホームラン!」と叫んでいて…解釈違いでした。田島はホームランを打てないし、ただ大きいのを打つんじゃなくて他のメンバーとは違うレベルで一人だけ『狙う方向を宣言して、正しくそっちに打つ』という練習をしているからすごい子なの!!バカスカホームラン打つ子じゃないの…狙って打とうとする子でもないと思うの。

 

ステーキガスト。田島と花井のやりとりから、最近の西浦はちょくちょくみんなで外食していることがわかる。お弁当じゃなくなったんだなー。ファミレス行くらーぜを妄想すんのは楽しいんだけどね。次回、全員でうまそう!はやるかしら。やるなら石浪はちゃんと美味しそうな顔をしなさいよ。

あとしのーかがマネジの仕事通り過ぎてて不安になってくる。本人が良いなら良いけど。それよりセーターかわいいね。

 

おまちかね西広コーナー。

セリフはないけどたくさん描かれてる。大体見切れ。こういうところでしゃしゃらない西広が好きです。

でも何食べたかは気になるので読み解いてみました。

本編で明かされてる事項は

①巣山が牛っとごぶしハンバーグW

②はじから順番に注文を言う

③座席配置は絵の通り

④牛っとごぶしハンバーグWは3番目に注文されている

で、巣山が3番目に注文したということがわかる。

はじから順番になので、水谷側からスタートしたとすると辻褄があう。で、そうすると西広は5番目か9番目のどちらかになります。

つまり「ダブルチーズINハンバーグ」か「目玉焼きこぶしハンバーグ」のどちらかということになる。

ここで、西広の隣に三橋が、石浪の隣に田島がいることに注目。

2人はそれぞれ4番目か10番目になる配置。つまり三橋と田島が注文したのはそれぞれ「三元豚のあまからグリル」と「熟成赤身ロースステーキ」です。さて、どっちが三橋でどっちが田島だ?と考えると、私の個人的なイメージだと三橋があまからグリルです。

つまり、隣にいる三橋があまからグリルということは、

西広の注文は「ダブルチーズINハンバーグ」になる。

証明完了。

ということで、今度ステーキガストにダブルチーズINハンバーグ食べに行こうと思います!

でも西広がダブルチーズINハンバーグになると、栄口が「MEGA3」とかいう肉肉しい名前のメニューになってしまうんだよね(どんなのかわからんけど)。西広が目玉焼きこぶしハンバーグならMEGA3は泉になるから、こっちの方がネーミング的には納得できるんだよなぁ。

なんて、無駄に深読みしたけど、柱に「球児たちの野球談義続きます」って書いてあるからこの後しばらくガストのシーン長く続きそうだし、西広のメニューあっさり描かれちゃいそうだけどね……どっちでもいいからもぐもぐ食べててほしいわ。

 

 

5月号の感想記事で「沖がビビって振らなかっただけなら西広の三振について語る」って書いたけど、沖はちゃんとボール球を見極めて振らなかったことが今回判明したことだし、ハンバーグの話で長くなってしまったので、これはまたの機会に。

一言でまとめると『今回や千朶戦のように、何もできない見送りが普通にあり得る中で、初心者の西広があの条件下でバットを振ること自体すごいから、三振する西広が世界でいちばんかっこいい。』って内容をだらだら書くつもりだった。