天気の子 感想
観てきたよ〜〜〜。
ちゃんとした文章になってないままぼやぼや書くよ。
ネタバレするかどうかはわからないけど配慮するつもりはないので気を付けて。
制作発表があってからずっと楽しみにしてた。天気を100%晴れにできる女の子、というネタだけ聞いて、それ私じゃん!と思ったものです。
新開さんの新作映画、「天気を晴れにできる少女に出会った少年」ってそれ西ひだじゃん!と思いました。でも最近は、西広が休日出勤とか飲み会とかの日を高確率で雨にする能力を身につけたひだりさん。かわいい。
— ひだり (@nishi10hida) 2018年12月13日
しかしこの2018年12月13日ごろに最初の新作発表があってから公開の7月18日まで、なぜかそれほど話題にならなかったなーという印象。 私がTwitterから離れていたから世間の反応についてけなかっただけか?
個人的に、陽菜ちゃんはかわいいんだけど、穂高のキャラデザがそれほど熱狂する感じでなかったため、たきみつほどキャラ萌えはしなかったファーストインプレッション。
でも本編観てみたら、穂高、高校1年生らしさあってかわいかったよ。
いちいち「初・○○〜!?」って言うところがガキっぽくてイイ。
当然陽菜ちゃんもかわいい、そいでもって全然存在を認知していなかった、ナギくんもかわいい!ナギくんてるてるノリノリで超かんわいい!!
そしてね、しっかり泣けました。泣くつもりなかったんだけどな。
トレーラーとのギャップがふたつ。
こちらのトレーラーなんですけど。
まぁね、「もう一度あの人に会いたいんだ!」ってセリフから、陽菜ちゃんが晴れ女発動するたびに魔法力みたいなものを消費していって死んでしまう的な展開は容易に読めた。絶対こうなるって展開はわかってた。新海誠だし。
良い意味でのギャップは、1:30の拳銃のシーン。
正直初めてこのトレーラー観たときに、1:30のシーンで一瞬萎えた。
あのカットひとつで、リアル現代日本らしさが消えた。普通の16歳の男の子が拳銃を使うとどうしてもファンタジー感出てしまう。
だから、「あ、なんだ、拳銃という小道具に頼るのか。」って期待度も下がっちゃった。
けど泣いたのは拳銃のシーンだったよ。
やってることは陳腐なのに、ガキの思考なのに、登場人物全員が、全員の立場で一生懸命だったから、泣いた。
私はリアルの世界の警察という組織が嫌いなので、あの展開に手に汗握ることができない性質だったけど。話の盛り上げ方がうまくて最高に感情が昂る。こんなにも陽菜さんに心動かされてしまう!!!!
逆に残念だったギャップは、ひなちゃんの「ねぇ、今から晴れるよ!」のセリフ。
ぜひとも再生して観てほしい、0:52のシーン。
これめちゃくちゃ好きでさ。
私は実際に周囲の人たちから晴れ女という称号を貰っていて、ここ最近東京で降り続いた雨の中でもちょくちょくこのセリフをネタにしてたのよ。
雨に滴り、手を強く合わせながら、祈り、「ねえ、」
目をカッッと見開いて水飛沫が上がって「--今から晴れるよ!」
ザパーン!!空キラキラキラ…☆
って。このシーンを観るのが楽しみだった。
んだけど、これ、トレーラーの演出でしたという。
「ねぇ、今から晴れるよ」のセリフは他のシーンのもので、なんとも呆気なく味気なくポロリと発されたもので。かなり拍子抜けした~~~~~~~。
でもどんどん物語に引き込まれてさ。
最後、「天気の子」というタイトルが深くて深くて、ぞわぞわした。
誰もが「100%の晴れ女」という意味で捉えた「天気の子」だったはずなのに、
ラストは「命と引き換えに雨を降らし続ける雨女」としての「天気の子」だったのが皮肉だなぁ。
「天気の子」とタイトルされた陽菜ちゃん自身が、天気よりも自分の命を優先するんだから、これは観ていて没入するよ。愉快で、救いがあって、心の落ち着きがちょうどいいところに収まる。
君の名は。組の登場について。
エンドロールにもしっかりと立花瀧とか宮水三葉とか名前表記で。
てっしーとさやちんもわかりました。ただ、四葉だけわからなかった。エンドロールに名前があって「え!四葉もいたのか!」となったのでもう一回観に行かなきゃ…。
君の名は。ラストの、成長した彼らの設定だったけど、瀧くん制服と同じデザインのポロシャツ着ててめっちゃクスッとした。制服じゃん。それ。制服じゃん!
そして糸守町出身の4人は、糸守町が湖の底に沈んでしまったから東京に出てきたのに、たった2,3年で今度は東京も海の底に沈んじゃって、なんだか不運すぎる。
まぁそこまで考えてないファンサービスなんだろうけど…。
急に終わるけど最後に。
3年間も雨が降り続けているなら、傘というアイテムの進歩があってもいいのになって思った。