やっと行くことができました。
往復ともはくたか号。フットレストはないけどシート綺麗でしっかりした枕もついててコンセントもたくさんあって、自由席でもなかなかリッチな旅ができた。次はこれに乗って金沢に行きたい。
東北新幹線が強風で遅延しており、その影響で私が乗るはくたかも到着が遅れた。
乗車した時点で10分遅れの運行。予定では長野駅で降りて10分後にバスに乗り換えるはずだったのだが、この時点でバスの発車時刻に間に合わないことが確定した。
西ひだ旅行ならいつもなんだかんだ間に合うんだけど今回はさすがに無理だったなぁ、と、長野駅に到着してとぼとぼバスターミナルに向かった。
が、目的の7番バス乗り場が見つからない!
結局10分以上うろうろして、反対出口の反対車線に発見した。
私はハッとして脳内西広に話しかけた。
「新幹線遅延してなくて自分が迷ったせいでバスに乗り遅れてたらきょう1日のメンタル最悪だったはずだ。新幹線が遅延してくれたおかげで今焦らずにいられて朝ごはん食べる時間も取れてコンビニにも寄れて、結果待ち時間も少ない!このための遅延だったのでは!?」
脳内西広「それでいいと思う」
やはり西ひだ旅行は見えない力が働いて良い方向に導かれている!!(前向き)
戸隠に向かうバス停。ここまで来るとめちゃわかりやすい。
バスに揺られて山道。
街では天気良かったけど、山を登っていくと大雪になった。
(宝光社の鳥居)
戸隠といえば5社めぐり。
山の麓の方から①宝光社、②火之御子社、③中社、そして山頂に④九頭龍社、⑤奥社。
標高は高いが、宝光社、火之御子社、中社はお宿や蕎麦屋に囲まれてて割と人里っぽいところにある。
ただ、その先が完全山登り。夏季シーズンなら奥社参道までバスが出てるけど今はスキー場方面に行ってしまうため、今回は中社のバス停で降りて徒歩で行く。
中社は一旦スルーして奥社参道を目指す。
徒歩20分くらいこんな景色が続く車道を歩いて
「奥社参道」にたどり着いた。
ここから約2kmの雪山登山。
随神門も氷柱がすごい。
幸い雪が降っていて新雪なので歩きやすかった。これ、溶けかけのしゃびしゃび雪や泥雪だったら滑るし汚れるしで歩くことできなかったと思う。西ひだ旅行で雪が降るなんて珍しいと思ったらそのためだったか。
なんて余裕ぶっこいてるけど…。
前半の杉並木は良い。
が、後半、山頂、傾斜が険しくなってからが試練だった。
さすがに余裕がなくて写真はないけど、最後の最後、本来なら有名な「急勾配石段」がある場所が、全て雪で覆い尽くされて滝のような坂道になっていた!!!
絶好のスノボ坂。スノボできる。そんな坂。それをザクザク踏みしめて登っていく………いやたくさん転んだわ。帰り道は半分くらい尻餅ついたまま滑って下りた(若干の誇張)。てかスノボ経験なかったら冗談抜きで泣いてたかもしれない。
山頂の奥社は雪に埋もれて。
マジで試練だった。「よくぞここまで辿り着いた…そなたこそ真の勇者…」って天から声が聞こえてくるやつだった。
西広のカードと一緒に撮る余裕はなかった。ちゃんと連れていったんだよ?
九頭龍社は奥社の向かい側にあった。雪囲いされてて写真撮れなかったけど参拝はした。
命の危険を感じながらスノボ坂を(尻餅で)下り、参道入口の近くにあるお蕎麦屋さんで休憩。
そばだんご。
奥社参道から行って帰ってくるまで大体2時間くらいだった。雪が無ければ往復1.5時間で済んだと思う。
さて、残りの3社はそんなに時間かからずに巡れるのでタクシー使います。
蕎麦屋さんでタクシー呼んで、中社まで下る。
中社。
タクシーには待っててもらって、参拝。
冬季のみ、奥社と九頭龍社の御朱印受付はここなので、中社と合わせて3つまとめていただく。
タクシーで火之御子社と宝光社にもそれぞれ寄ってもらう。
奥社参道から宝光社まで3000円くらいだった。電話で呼んだ分の料金と、中社と火之御子社参拝中に待っててもらう料金も含めてこれくらい。
宝光社は愛宕神社に匹敵する急勾配で、雪山登山の後の足腰だとやばかった笑。
で、5社参拝記念で龍の栞をいただいた!これは知らなかった!
この日は宝光社近くの宿坊に泊まって終わりです。
戸隠そば食べた。清酒「戸隠」も飲んだ。ふふ。
翌日は善光寺に行きました。
(1日目に5社回りきれなかった場合に備えて時間取ってた)(時間余るならそば博物館でそば打ち体験させてもらうつもりだったけど天気が良かったので善光寺にした)
善光寺は小学生の頃来たことがあって、2度目の胎内めぐり。
大人になってから来ると煩悩とか極楽とかって言葉の意味がわかるからイイネ。
2日目も蕎麦食べて終わり。
1日目のは戸隠そば。これは信州そば。
そばだんご(つぶあんver)。
1日目と2日目食べてるものほとんど同じだった。