電車の座席をはみ出てスペース侵略してくる人に読ませたい

電車で座っていると、隣で肘をぶつけてくるおっさん、スペースに侵入してくるおっさん、肩に触れてくるおっさん、いますよね。

冬になると服装の関係でボリュームが広がるので、特に理解を得られる季節なんじゃないかと思います。

そんな隣のおっさんに文句を言いたいけれど直接は言えない…!というとき、

「お前スペースはみ出してんぞ」

と暗に伝える方法はないだろうか?とずっと考えていました。

 

この記事は、私自身がおっさんに暗に伝えるために使用します。ここから先、私が電車内で読んでいても不自然でないように、ちょっと(かなり)白々しい文体で書いていきます。

 

 

1.電車のスペース侵略おっさんがいる理由

電車の横並び椅子(ロングシート)。鉄道会社によって6人掛け、7人掛けなど異なりますが、7人掛けなら7等分に座席に色分けやへこみが入っているのが一般的です。

JRでは1人あたりの座席スペースとして設けられているのは44cm。最新車両では46cmという情報も見かけましたが。

一部の地下鉄はJRよりも車両サイズが小さいことを考えると、もしかしたら44cmあるかどうかわかりません。

電車の座席の1人あたりに与えられている横幅は44cm。

そのことを念頭に置き、隣のスペースを侵食していないかという配慮をするのがスマートかもしれませんね。

 

 

2.電車の座席のスペースをはみ出さないためのマナー

電車の横並び椅子(ロングシート)。1人あたりに与えられている横幅が大体44cmだということがわかりました。

そこで検索してみたところ、人間の平均的な肩幅は女性43cm、男性45cmでした。

そりゃ窮屈に感じるのも当然です。仮に全員が平均サイズだとしても、男性のオーバー分を女性が負担していることになります。

全員が「1人あたりの座席スペースは44cmで、一般男性の平均肩幅よりも狭い」という前提で考え、全員が「はみ出さないように気をつけよう」というマナーのよい利用者でいたいものです。

 

 

3.電車の座席のスペースを侵略するな

電車の横並び椅子(ロングシート)。1人あたりのスペースは44cmで、一般男性の平均肩幅よりも狭いことがわかりました。

この知識を得て「隣のスペースを侵略しても仕方ない」と考えるような野蛮人はさすがに社会性が欠如しています。

他人の振り見て我が振り直せ。直せるところは今すぐ直していきたいものです。

 

 

4.電車の座席で隣のスペースにはみ出さないようにするには?

まずは「自分に与えられた座席スペースは自分の体より小さいのだから、配慮しよう」という気持ちをもつことが大切です。配慮の気持ちは姿勢に出ます。

次に、肩幅をほんの少し狭くする姿勢をとってみることをおすすめします。
それは、「自分の脇腹に肘を置く」姿勢。現代の電車内、座っている人の半分以上がスマホをいじっていますが、この姿勢でなら隣の人に迷惑をかけずにスマホをいじれます。

逆に「座席の背もたれに肘が当たっている」という体勢は肩幅を最大限に広げて座っている状態ですので、このような姿勢をとる場合はご自身の両脇を見て、座席シートの色分けやへこみなど「自分に与えられた44cmのスペース」を確認してみてください。

 

 

5.電車の座席で隣の人がスペースを侵略してくる場合の対処法

残念ながら、自分が他人に迷惑をかけているという自覚がない人には、気付いてもらうしか対策はありません。

隣のおっさんにマナーを知ってもらいましょう。

迷惑をかけていることに気付けさえすれば、きっと対応してくれるでしょう。それが社会性のある人間です。